愛しい少女よ……君とともに期る人生の道を歩む。燃えつきよ……蒼い炎……わたしの愛! 鈴香の13歳の誕生日。大好きな家族に囲まれ、幸せいっぱいの誕生日のはずだったが、悲劇は起こった。 突然乱入してきた男たちによって、一家は鈴香の目の前で惨殺される。 男たちが残した「例のもの」、「会長」、そして「堂方」という謎の言葉とともに意識を失う鈴香。 辛くも一命をとりとめた鈴香は、身の安全のため、世間では死んだこととして報道されていた。 「どうせ名なしの死人なら、あたしたちと同じ苦しみを味わわせてやる!」 復讐を決意した鈴香は、養女として引き取られた恋人・雅也の屋敷を飛び出していった。 そして鈴香を愛する雅也も、刑事となり「悪」を裁く決意を固める。 |