幼き日に最愛の母親、トリシャ・エルリックを亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンスのエルリック兄弟は、
母親を生き返らせようと、錬金術における最大の禁忌、人体錬成を行う。しかし錬成は失敗し、エドワードは左脚を、
アルフォンスは自らの身体全てを失ってしまう。エドワードは自身の右腕を代価として、アルフォンスの魂を鎧に定着
させることに辛うじて成功したが、自分達の愚かさに気づく。その後エドワードは自ら失った右腕と左脚に機械鎧(オートメイル
)を装着し、一時的に手足を取り戻す。 12歳となったエドワードは、国家錬金術師となり二つ名「鋼」を授けられ、アルフォンスと共に元の体に戻る為、絶大な力を 持つ賢者の石を探す旅に出る。しかし、旅先には数々の試練がエルリック兄弟を待っていた。人造人間(ホムンクルス)や 「傷の男(スカー)」など、多くの強敵が現れる中、兄弟は絆を深めながら元の体に戻る方法を探す。 |
国乱れ、荒ぶ世に民泣く時、起つべき者が現れる。少年の名は岱燈、彼もまた宿命の中にいた!! 荒川弘が新たに描く武侠ロマン!! |